フェチ脳とダイレクトえろ。
フェチってさ、直接生殖に繋がっていなかったりするのよね。
簡単に言うと、
異性を見て、生殖器にグッと来るのとは違うって事。
これを ”ダイレクトえろ” とでも呼ぼうか。
ダイレクトえろは本能に寄っているのね。
脳みそで言うと、大脳辺縁系って所。
哺乳類脳とも言われたりする。
あ!人間の脳みそって、
三重構造と思ってちょうだい。
脳幹が首に近くて、一番内側。
内側にいくほど本能を司っていて、
外側にいくほど理性を司るって言われてんのね。
ざっくりね。
ダイレクトえろは大脳辺縁系。
わりと本能の部分なのね。
異性(対象)を見た時に、大脳辺縁系が直接的生殖的なえろに結びつけて欲情するわけよ。
じゃあフェチってなんなのか?
フェチは、生殖的なえろにダイレクトじゃないのよ。
これを ”フェチ脳” と呼ぼうね。
フェチ脳はフェチを感じる対象を見た時に、
それを先ず脳みそに取り込んで、
ロンダリングするわけ。
ストーリーやバックボーン、経験則や妄想で補完する。
そうしてロンダリングをする事で、
脳みその中で初めて完成するのね。
対象を見ただけじゃ完成じゃないのね。
それがtheフェチ脳。
だから私はわりと大脳新皮質寄りだと思ってるのよ。
大脳新皮質って人間脳とも言われる脳で、
進化の過程では新しい脳なのね。
この部分が文明や文化や社会に大きく影響してきたわけだ。
言い方を変えれば理性を駆使して秩序を作ってきたわけだね。
この間、背徳感の記事。これね→
背徳感は理性あってのものなのよ。
理性と欲望のせめぎ合いなのよ。
上の記事でも書いた通り、
[AAしちゃいけない事 × AAしちゃう = 興奮]
っていう方程式がある。
”AAしちゃいけない事” ってのは往々にして、
一種のルールだったり概念だったり、
文化や社会に大きく関わっている事ばかりなのよ。
それなくしてはフェチは存在しないかもしれない位に。
獣にはない感覚。
人間が持つ特別の感覚。
そう考えるとね、
フェチ脳の人って、人間人間してるのね。
人間くさいというか、人間らしいとうか。
なんとも愛おしくって興味深い気持ちになるのよね。
そして、人間であれば誰しもがフェチ脳の自分もいるって事。
そんな自分にまだ出会ってなかったとしても、
人間ならばフェチ脳派の自分は存在し得るのよ。
せっかくだから、ダイレクトえろでもフェチ脳でも楽しめたらお得感あるわよね♡
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Fetish LAB (日向結う)