文章のおもしろさ。字のおもしろさ。そして勝手に筆跡鑑定に出された昔話。
文章はその人の内面が出るもの。
他人の文章を丸ごとコピーしない限り、
その人の内面がどうしたって出ちゃうのよ。
単語の選び方
動詞の使い方
語尾の使い方
行間の空け方
記号の使い方
などなどなど…
文章の中にはその人の情報がたくさん詰まっているもの。
字だってそう。
筆跡ってやつよね^^
筆圧
とめ・はね・はらい
略字
大きさ
並び方
などなど…。
字にもその人の内面が詰まってる。
”産まれてからこれまで生きてきた間に定着したもの”
もあれば、
”文章を生み出してるまさにその時のもの”
もある。
小説でも日記でもただのメモでも、
ブログでもFacebookでもね。
絶対出るの。書いている人自身が。
例えば、Facebook。
仕事メインのページだとしても日々の事を綴るわけだから、
やっぱりその人の個性が出るよね。
タイムラインに投稿するって事は、するなりの意味があるのよ。
その出来事に心が動いたから ”投稿” っていう行動をする。
感動・嬉・怒・困・悲・楽・萌・燃
とかの感情の動きがあって、それを
→伝えたい・反応を知りたい・見て欲しい
と、行動に移す。
その文面から個性がチラリ・ポロリするのよ。
擬音が多い人・そうじゃない人
数字が多い人・そうじゃない人
詰めて書く人・そうじゃない人
とか
仕事記事の合間のプライベート記事で
天気の事が多い人・そうじゃない人
草花の事が多い人・そうじゃない人
食べ物の事が多い人・そうじゃない人
などなど
おんなじ職業の人同士だとしても全くおんなじにはならない。
その人の色がでるし癖がでる。
よく使う言葉も人によって違う。
どんなにガッチガチにブランディングしてても、
自分で考えて書いている限りポロリしているものなの。
そこから、
この方はこんな人かしら?
こんな一面もあるんじゃないかしら?
ってその人像をほわわわんっとイメージするのがワクワクする^^
そしてなぜかピンとくる。
ジャッジとはまた違うのよ。
「この人はこうゆう人!!」
って決めつけたらそうゆう目でしか見れなくなるからね。
人は多面で奥深いから、文章で全てが完璧にわかるわけじゃない。
ただ、文章は ”その人らしさ” が滲むのは確か。
きっと誰しもが、文章を読む時は無意識に書く人の人物像を想像しているんじゃないかしらと思うわ♡
私の場合は昔から書いた人を思いながら文章を読むのが癖でね、
小説を読んでそのあとに作者の伝記や自叙伝を読むのが楽しかったの。
科学的なDNA鑑定があるように、筆跡だって鑑定出来ちゃう世の中よ。
その人が直筆で書いた文章だったらもっと色々ポロリするわよね。
19歳の頃かな。
愛人をやってた時期があったんだけど。
彼はちょっと束縛しがちな人だったのね。
別れ話の最中に一度手紙を送ったの。
そしたらね、彼はそれを筆跡鑑定に出したのよ!
私超びっくりよ!!
彼「この間もらった手紙なんだけど、筆跡鑑定に出して
君の心理状態を分析してもらったんだ。
何かに怯えているの?もしかして誰かに脅されている?」
こいつまじか?!ってなったわよね^^;
別れ話を出したあとに彼から恐ろしい手紙と共に大量のバラの花が送られてきたのよ。
手紙の内容に触れると長くなるからまたの機会にするけど。
それで、私も手紙で返信したのね。
そしたらこれよ!筆跡鑑定て!
私「あなたに怯えています。誰にも脅されていない!あなたがもう怖いです。」
そしたら彼やっと解ってくれて、無事に別れられたんだけどね^^
その時初めて、筆跡で心理状態まで分かっちゃう事を知ったのよ。
昔話はこの辺で^^
話が私の人生で一番恐怖した時代にそれちゃったけど、
それくらい字や文章ってその人のパーソナルな部分に関わっているのよ。
そしてそれがその人その人の味であり、カケラであり、色であるのよ。
日向結う。